エルゴベビー使って分かった良いとこ・悪いとこ

お出かけ
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お出かけの必需品である抱っこ紐。

赤ちゃんの身体を支えるので安心安全の信頼できる物がいいですよね。

「抱っこ紐はエルゴベビー」と言っても過言ではないほど、抱っこ紐界で有名なエルゴベビー。

首が座る前から半年ちょっと、ほとんど毎日使い続けてきました。

「エルゴベビーって名前はよく聞くけど、実際のところどうなの?」という疑問に対して、我が家で使ってきて感じた良い点・気になる点をお話していきます。

OMNI360?OMNI Breeze?

我が家で使っているのはエルゴベビーOMNI360

最新のOMNI Breeze(オムニブリーズ)の1世代前のモデルになります。

妻の職場の先輩から貰ったので、購入は2019年頃。

OMNI360から最新のOMNI Breezeへは下記のように改良されています。

  • 通気性が良くて柔らかいSoft Flex
  • ただし肩ベルトは薄め
  • 腰ベルトにサイドポケット追加
  • 脇のバックル(留め具)がダブルロック式に変更
  • 背中のバックルが留めやすいものに改良
  • 落下防止用ウエストベルトが別売りとなった

OMNI360には「落下防止用ウエストベルト」が標準で搭載されていましたが、OMNI Breezeからは別売りとなりました。

私達が貰ったのはOMNI360ですので、標準で付いていたはずでしたが、先輩が無くしたらしいので無しで使っています。

抱っこしているときに不用意に前傾したり、無理におんぶに抱き替えたりせず、普通に使っていれば転落することもないので、我が家では無くても問題はありませんでした。

人によってはいちいちウエストベルトを着脱するのも面倒になって使わなくなるなんて声も聞きます。

1世代前のものになりますが、大きな違いもないので、OMNI Breezeをご検討している方にも参考にしてみてください。

使い方

妻が里帰りしていた間は自宅に置いており、妻の実家ではコニーを使用していました。

本格的に使い始めたのは自宅に帰ってきた生後2ヶ月ごろからです。

天気が良い日には2,30分ほど、お散歩に出ていました。

もちろんその頃はまだ首は座っていません。

エルゴはヘッドサポートがしっかりしていますので、装着さえ慎重にやれば安全に抱っこができます。

我が家には今現在もベビーカーは買っていないので、外出時は必ずエルゴベビーを使っています。

お出かけには無くてはならない存在です。

良い点

我が家にはエルゴベビーとコニーしか抱っこ紐は持っていません。

コニーは伸縮性がある簡易的な抱っこ紐ですので、家の中でしか使用していません。

本格的な抱っこ紐としては、ベビービョルンやコンビといった有名メーカーもありますが、どれも使ったことはありません。

比較対象がありませんので、相対評価はできませんが、私たち夫婦が使ってきた正直な評価をお伝えします。

  • 身体への負担が少ない
  • 赤ちゃんの成長に合わせて調整可
  • 前向き抱っこができる
  • 日よけがある

身体への負担が少ない

エルゴベビーの肩と腰のベルトは肉厚で幅も広く、身体への負担を最小限にしています。

そのおかげで、長時間抱っこしていても肩や腰が痛くなることはありません。

流石に1日中抱っこしていた日は若干背中が凝りましたが、抱っこできないほどではありませんでした。

赤ちゃんの成長に合わせて調整可

対面抱きなら生後1ヶ月から2歳まで抱っこすることができるエルゴベビー。

抱っこする大人に合わせて肩紐や腰ベルトの長さを変えれるのは言うまでもなく、さらに赤ちゃんの月齢や身長に合わせて各所サイズを微調整することができます。

調整できる箇所は3点、股下の幅・ポケットの深さ・ヘッドサポートです。

股下はマジックテープによって幅を変えることができます。

抱っこをした時に赤ちゃんの股関節はM字になっていることが大切です。

体の成長に合わせて股下の幅を変えることで、赤ちゃんに負担がかからないようにできます。

次にポケットの深さ。

対面・前向き抱っこの2パターンに応じてポケットの深さを調整できます。

そうすることによって赤ちゃんの背中から腰が自然なCカーブとなるように設計されています。

ヘッドサポートは首座り前、首座り後、前抱き、おやすみ中等の状況に応じて、折り返すことで高さを調整できます。

我が家では抱っこしていると大体寝るので、常に立てていますが・・・。

前向き抱っこができる

抱っこ紐の中にはできるものできないもの分かれますが、エルゴベビーは赤ちゃんの首が座ったら前向き抱っこができるようになります。

赤ちゃんがいろんなものに興味を持ってキョロキョロと周りを見れます。

前向きで抱っこされている姿が可愛いので、個人的には前向き抱っこが好きです。

出産前にキューズベリーのNICOという抱っこ紐が気になっていましたが、唯一前向き抱っこができないという点があり購入を悩んでいました。

結局、職場の先輩からエルゴベビーを譲ってもらったので買うことはありませんでしたが、前向き抱っこができるというのは重要な点です。

日よけが有る

オムニ360は胸元にあるファスナーの中に日除けが収納されています。

薄い1枚のシートですが、それを広げて肩のボタンを留めれば、赤ちゃんの頭をガードすることができます。

赤ちゃんの肌はまだまだ薄くて紫外線のダメージも大人より大きいので、天気が良い日は積極的に使っています。

ショッピングモールなどの室内であっても、子どもが眠そうにしていれば日除けを広げて暗くしてあげて寝かしつけています。

あったら地味に便利です。

注意点

ここからは使っていて気になる点や購入に際して注意しておく点をお話しします。

  • 装着が難しい
  • 暑い
  • おんぶが難しい
  • 小柄な人には合わないかも

装着が難しい

頻繁に使うものなので致命的なことですが、装着が少し難しいです。

他の抱っこ紐を使ったことがないので比較はできませんが、背中の肩甲骨あたりに肩ベルトがズレないようにバックルがついています。

外す時は片手でパッと外せますが、装着する時は両手で留めないといけません。

よっぽど身体が柔らかい人なら良いですが、私のように身体が硬い人は赤ちゃんを抱っこした状態で背中のバックルを留めるのは苦労するでしょう。

コツとしてはバックルを首くらいまで引っ張り上げれば留めれるそうですが、私は諦めて妻に留めてもらっています。

「1人の時は?」

あらかじめ背中のバックルを留めた状態で、片方の肩ベルトのバックルを外して、子どもを抱っこしています。

肩ベルトのバックルは脇腹にあるので、本来の手順とは違いますが、簡単です。

暑い

良い点で挙げた、しっかりとした肩と腰ベルトのおかげで、暑い日に外を歩くと子どもの体温と相まって暑いです。

これはどの抱っこ紐にも言えることではありますが、子どもと触れている胸やお腹はもちろん、肩と腰もしっかり汗をかきます。

その暑さを軽減するためにオムニブリーズはより通気性を向上させた素材を使っているのでしょうね。

逆に真冬は私も子どもも暖かいので上着は薄手で十分でした。

おんぶが難しい

エルゴベビーはおんぶもできる仕様になっていますが、おんぶに抱き替えるのにコツが要ります。

オムニ360なら落下防止のウエストベルトが標準で付いていますが、オムニブリーズから追加オプションとなりました。

ウエストベルトを付けていない状況で、対面抱きから自分の両腕を肩ベルトから抜いて、背中へ180度子どもごと抱っこ紐を回転させていきます。

抱っこ紐に入っている月齢の子どもでは、自分で親にしがみつくことなんてできません。

抱っこ紐を背中へ回しているうちに、子どもはどんどんズレてしまいます。

最悪の場合、脇のところから転落してしまう危険性も。

私は怖くて外でおんぶに替えたことはありませんし、家の中だとしてもソファーに座って、万が一転落しても危険のない状態で切り替えます。

ほとんどの抱っこ紐に言えることですが、親と子が直接密着する形だと、どうしてもおんぶは難しいでしょう。

もともと購入候補だったキューズベリーNICOは抱っこ紐の中が大きなポケットのようになっています。

上が空いているリュックのようなイメージです。

そのため、親と子が直接密着していないので簡単におんぶにできますし、抱っこ紐ごと抱っこを代わるなんてこともできてしまいます。

小柄な人には合わないかも

エルゴベビーは海外のメーカーです。

そのため、サイズは海外仕様で小柄な日本人には少し大きいと言われています。

私たちは169cm・60kg、妻は165cm・??kgでお互いに小柄ではないので使う上で大きいと感じたことはありません。

ただし背中と腰のベルト調整はかなり短めにしてちょうど良いくらいです。

私たちより肩幅が狭かったりウエストが細いと、肩ベルトが落ちそうになるか、腰ベルトが緩くなる可能性があります。

少し小柄な方は、店舗に行って、一度は試着してみましょう。

妻の友達で155cmくらいの小柄の方がいますが、エルゴベビー OMNI Breezeを使っているので、使えないことはないようです。

最後

エルゴベビーの抱っこ紐についてお話ししました。

  • 肩や腰のクッションが肉厚で、身体への負担が少ない
  • 赤ちゃんの成長に合わせて股幅・ポケット・ヘッドサポートを調整可
  • 前向き抱っこで外を見ながら歩ける
  • 日除けで紫外線から守れる
  • 背中のバックルが留めづらく、装着が難しい
  • 肉厚なベルトが暑い
  • 赤ちゃんと密着しているので、おんぶに切り替えるのが難しい
  • 海外サイズなので小柄な人には合わないかも

良い点・気になる点は様々挙げましたが、世界中で使われている王道抱っこ紐だけあって、満足しています。

気になる点で挙げた装着やおんぶは工夫すればいくらでも対応はできます。

抱っこしたときの暑さはどの抱っこ紐を使っても逃れられないものなので諦めましょう・・・。

サイズは一度試着してみれば失敗はありません。

この先、2人目・3人目ができたとしても買い替えるつもりはありませんし、壊れない限りはこのままOMNI360を使っていきたいと思っています。

人によって優先順位は異なりますので、自分の要求仕様に合った抱っこ紐を見つけてみてください。

抱っこ紐を選ぶ際の参考になれば嬉しいです。

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