エアラブ4で夏のお出かけを快適に

お出かけ
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夏のお出かけはチャイルドシートもベビーカーも非常に暑くて赤ちゃんが心配ですよね。

年々夏の暑さが厳しくなり、毎年熱中症も話題になっています。

我が家では初めての夏に向けて、暑さ対策として「エアラブ4」という送風機付きクールシートを購入しました。

チャイルドシートとベビーカーのどちらにも使える真夏の相棒となるのか、使い始めではありますがいろいろとお話していきます。

夏に向けて準備を始めようとしているパパママの参考になれば嬉しいです。

灼熱のベビーカー&チャイルドシート

2023年は記録的に暑い夏でした。

東京で平年は4,5日ほどの猛暑日(MAX35℃以上の日)が22日と観測史上初めて20日を超えました。

日本各地で40℃を超える地域も続出して、全国平均気温も軒並み更新する年でした。

そんな中でベビーカーやチャイルドシードを利用するとどんなに暑いか想像に固くないと思います。

地表は60℃以上

気温が35℃にもなると、直射日光が当たる場所ではアスファルトやコンクリートの温度が60℃を超えます。

犬の散歩中に肉球を火傷してしまうなんてことも。

子どもが転んでしまって手をついただけでも危ないかもしれません。

そんな熱々の地表から、ベビーカーに乗っている赤ちゃんは50cm程の高さしか離れていません。

赤ちゃんの体感も地表に近い温度になるでしょう。

車内は30分で45℃まで上昇

真夏に車に乗る際は冷房をガンガンにかけて快適な空間です。

しかしエンジンを止めて冷房が切れると、30分足らずで車内温度は45℃まで上昇します。

そして数時間もすると50℃を超えていきます。

そんな車内に置かれていたチャイルドシート、もちろん熱々になっています。

火傷するようなことはありませんが、赤ちゃんの身体を守るためにホールド性の高いクッションでできているチャイルドシートに乗せると、当たり前に暑いでしょう。

冷房をガンガンにかけても、赤ちゃんの背中は熱がこもって汗びっしょりに。

そんな状態ですから、いくら車で走ってもぐずって寝てくれないなんてことになります。

そんなときに見つけたエアラブ

まだ春なのに夏日の地域がちらほら出始め、私の住んでいる地域でも汗ばむような日がありました。

チャイルドシートに子どもを乗せて出かけると、背中は汗でびっしょり。

夏はまだまだ先ですが、今のうちから暑さ対策を考えることにしました。

小型の扇風機を手で持っていたりベビーカーに付けていたりするのを見かけますが、顔に風を当てすぎるとドライアイになる可能性があるとニュースで観ました。

夏用シーツのような冷感素材のシートもありますが、シート自体が車内でホカホカになっていると意味がありません。

いろいろ調べてみると、送風機付きクールシートなるものがあるではありませんか!

その名も「エアラブ」

様々な改良がされて現在4代目が発売されています。

しかも対象年齢が4歳までと、長期間使えます!

私が購入したのは4代目の「エアラブ4」です。

送風機付きクールシート

エアラブや送風機付きクールシートと言われてもどんなものか想像できない人もいるでしょう。

赤ちゃんの下にシートを敷いて電源をいれると、シートに空いた無数の穴から赤ちゃんの背中に風が送られるものです。

友達のRAV4のシートに同じ機能が付いていて、実際にすごく涼し買ったのを覚えています。

エアラブは赤ちゃんの足元に小型の送風機が付いており、それでシート内に風を供給、赤ちゃんの首・背中・お尻などから風を出してくれます。

実際に電源を入れて、子どもの背中や首に手を入れると風量1でも風が出ているのが感じられます。

そしてシート表面が冷感素材なだけあって、しっかり涼しいです。

あらゆるベビーカーやチャイルドシートに対応

エアラブはあらゆるベビーカーやチャイルドシートに使える、互換性の高いデザインとなっています。

肩ベルトが通せるように首元は幅が狭く、股のベルトを通す穴はどんなサイズにも対応できるように縦長になっています。

私と妻の車に乗せているチャイルドシートはそれぞれ別のメーカーのものですが、どちらにも問題なく取り付けできています。

家の中で使っている揺りかご型のバウンサーにも問題なく対応しています。

しかも、キャリアに合わなければ全額返金にまで対応しており、本気度が伺えます。

様々なラインナップ

エアラブ4にはドーナツ・ロリポップ・オレオの3グレードが存在します。

ドーナツ<ロリポップ<オレオの順に価格も上がっていきます。

 ドーナツロリポップオレオ
価格¥11,800¥13,800¥19,800
涼しさ3ホール5ホール5ホール
特殊なファン形状
冷感素材
シート素材エアーメッシュエアーメッシュシリコンコーティング
生活防水足元のみ
エアフィルターHEPA H11HEPA H13
ワイヤレスリモコン

「涼しさ」のホールとは、シートに空いている空気穴のエリア分けです。

ロリポップやオレオになるとエリア分けが細かく分かれますが、実際ドーナツでも背中全体から風が出るので、十分です。

エアフィルターやワイヤレスリモコンも私は不要だと思っています。

唯一、生活防水についてはうんち漏れ等で汚れたときにメリットとなるでしょう。

我が家では価格差を考えて、「エアラブ4 ドーナツ」にしました。

靴を履いたままベビーカーで使うなら足元だけでも防水のロリポップも良いかもしれません。

子どもの為に最高品質のものでなければ嫌だという方はオレオ一択となります。

ご家庭に合ったグレードを選択してください。

USB給電

送風機で風を送りますので、電源が必要となります。

ベビーカーで使用することを前提に作られていますので、給電はUSB(Type A)、一般的なスマホ用モバイルバッテリーを使用することができます。

チャイルドシートに使い場合もモバイルバッテリーを使うか、車内のシガーソケットにUSBアダプターを付けて接続しましょう。

最近の車は元々USB給電が備わってて、そのまま使える場合もありますね。

モバイルバッテリーはエアラブ公式でも販売されていますが、10,000mAhで5,500円は高いです。

モバイルバッテリーで有名なAnkerでしたら、同じ価格で20,000mAhが買えます。

10,000mAhのバッテリーで、最小の風量1なら5時間ほど使えるそうです。

もし同時にスマホの充電もする可能性があれば、20,000mAhあると安心です。

エアラブ公式のデザインでなければ嫌だという人以外は、モバイルバッテリーはAmazon等で購入しましょう。

また、モバイルバッテリーは高熱になると爆発等の危険がありますので、車内や日の当たる場所に置きっぱなしにしないよう注意して使用しましょう。

GWに使ってみた

GW前に購入することができましたので、お出かけに使ってみました。

今年のGWは天気が良くて夏日の日もありました。

抱っこ紐で歩いていると、私と子どものお腹は汗でびっしょりです。

昼間だと車内温度も30℃くらいまで上がります。

もちろん冷房は付けますが、チャイルドシート本体はホカホカしていました。

そこでエアラブ4の出番です。

風量が強すぎて寒くてもいけないので、最弱で回してみます。

以前、少し暑かった日は車内の冷房をつけていてもぐずっていたのですが、今回はとても気持ちよさそうに寝てくれました。

合計で5,6時間ほど、車で走りましたが暑くてぐずるようなことはありません。

背中もサラサラしていて汗でぐっしょりということはありません。

家の中でもバウンサーに載せて使ってみました。

部屋の気温24℃前後で抱っこしていると少し汗ばむくらいでしたが、エアラブの上に寝かすと涼しそうで汗も引いていきます。

真夏は重宝すること間違いなしです。

懸念点

実際に使ってみて、夏のお出かけを快適にしてくれることは間違いありませんが、あれこれと少し心配なことも出てきましたのでお話します。

回転式のチャイルドシートだとUSB外れる

我が家で使っているチャイルドシート2台の内、片方は回転式です。

子どもの乗り降りがすごく楽になるのでありがたいのですが、車内のUSBソケットから給電している際に回転させると、USBが抜けてしまいます。

差し直せばいい話ですが、乗り降りのたびにUSBケーブルを拾って差しては面倒です。

しかも抜けるということはケーブルが引っ張られてどこかしらに無理な力が働いているはずです。

ケーブルが断線すると使えなくなってしまいます。

大切に使うためにも、延長ケーブルを使って長さに余裕を持たせたり、座席のヘッドサポートなどに固定したりと対策は考えておかないといけません。

モバイルバッテリーを買うかどうか

先ほどもモバイルバッテリーの話はありましたが、10,000mAhあれば最小風量で5時間使うことができます。

5時間もあれば持つ気もしますが、もし旅行したときにはもう少し長時間外に出ていることでしょう。

さらに風量を上げてしまうと4時間、3時間と使える時間もどんどん短くなってしまいます。

それなら20,000mAhのモバイルバッテリーを買えば良い話ですが、安心安全のAnkerでも5,000円ほどしてしまいます。

我が家にはすでに昔買ったAnkerの10,000mAhのモバイルバッテリーがあるので、どうにかそれを使っていくか、新しく20,000mAhに買い替えるか悩みが増えてしまいました。

モバイルバッテリーを持っていないという方は、エアラブとスマホ充電兼用で20,000mAhの購入をお勧めします。

冷房効きすぎ注意

屋外や車内で使用する分には涼しくて快適ですが、ベビーカーでお店の中に入ったときや家の中で使う際に寒くならないか注意が必要です。

お店によっては冷房がかなり効いていて大人でも寒いと感じるときがあります。

家の中でもエアコンの風が直接当たると冷えすぎてしまうでしょう。

そんな中でエアラブを敷いて背中へも風を送り続けていると、冷えすぎてしまうかもしれません。

「寒い!」と意思表示できるならいいですが、まだ言葉を話せない赤ちゃんだと大人が気づいてあげないと風邪を引いてしまうかもしれません。

赤ちゃんは体温が高いので汗をかきやすいですが、その汗が冷えるとあまりよろしくはないでしょう。

冷えすぎていないか背中を触ったり、様子を伺ったり、都度確認しながら使っていきましょう。

汚れてしまったら・・・

チャイルドシートやバウンサーでこれまで何度かやらかしてしまったうんち漏れ

座っているとお尻に体重がかかってしまうので、おむつの背中や太ももから溢れてしまいます。

ベビー服はもちろんアウトですが、最悪の場合はチャイルドシートやバウンサーまで汚れてしまいます。

せっかく買ったエアラブも汚れてしまったら悲しいですよね。

調べてみたら、ファンを外せばシートは手洗い可能らしいです。

とはいえその他の片付けも大変ですので、日々漏れないことを祈りながら使っていこうと思います。

本格的な夏が来る前に暑さ対策を

夏の暑さ対策として購入した「エアラブ4 ドーナツ」のファーストインプレッションをお話しました。

価格は少しお高いですが、子どもの熱中症対策・快適なお出かけを考えると出せない値段ではありません。

Amazon等では半分くらいの価格で類似の送風機付きシートや保冷剤で冷やすタイプのシートも販売されています。

価格と信頼性のバランスをどう取るかは各家庭によって違うと思います。

エアラブのグレードを選ぶにしても、最低限必要な機能が備わったドーナツにするか、全ての機能盛り盛りのオレオにするか、中間のロリポップにするか意見は分かれるでしょう。

まだ長期間使っていないので、気づいていない良い点/悪い点がこれから出てくるかもしれませんので、追々長期使用レビューも書いてみます。

どちらにしても赤ちゃんのことを第一に考えていただき、夏を快適に乗り切りましょう。

ベビーカーやチャイルドシートの暑さ対策の参考になれば嬉しいです。

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