ベビーモニターって必要?使って分かったメリット・デメリット

育児
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赤ちゃんの状態を見守ってくれて、何かあれば通知してくれるベビーモニター。

ベビーモニターで赤ちゃんが寝ていることを確認しながら家事をしたり、ゆっくりテレビを見たりと安心して時間を使うことができます。

我が家では生後8ヶ月ごろにベビーモニターを導入しましたが、それまでは寝室のドアを少し開けてときどき様子を覗きつつ、静かに家事や自分のことをしていました。

知り合いがベビーモニターを使っているのを聞いて欲しいなと思っていたところ、Amazonでセールしているのを見かけたので思い切って買ってみました。

今では手放せないほど重宝しています。

我が家で使っているベビーモニターについて、メリットデメリットなどをお話ししていきます。

参考になれば嬉しいです。

TP-Link Tapo C-210

我が家で購入したのはTP-Link社のTapo C210という「ネットワークカメラ」です。

いわゆる監視カメラとして使えるもので、カメラをWi-Fiに繋げて、スマホアプリから映像を見ることができます。

TP-Link社はIT機器の大手メーカーで、Wi-Fiルーターやネットワークカメラ(監視カメラ)で世界シェアNo.1を獲得しています。

そんなTP-Link社の主力ネットワークカメラ Tapoシリーズの人気機種がC210です。

価格はAmazonプライムデー(2024年7月)で3,090円とかなりお買い得。

気になる機能は

  • フルHD画質
  • 専用アプリ
  • 暗視機能
  • 音声通信(=通話)
  • 動作や泣き声検知、通知

と、低価格とは思えないほどの高機能を備えています。

そんなコスパ最強なTapo C210について、実際に使って感じているメリットや注意点をお話ししていきます。

ベビーモニターは必要?

そもそもベビーモニターが必要かどうか悩んでいる方もいると思います。

我が家ではそもそもベビーモニターを使わずに生活していましたが、ある時を境に「必要かもしれない」と考え始めたきっかけがあります。

それがベッドインベッドの卒業です。

我が家の寝室は2台のベッドをくっつけており、子どもは夫婦の間にベッドインベッドを置いて寝かせていました。

お昼寝の時も寝室のベッドインベッドに寝かせていました。

寝返りをする前は、目が覚めたら泣くか私たちを呼ぶように声を出すかだったので、寝室の扉を少し開けていましたが、寝返りでコロコロ動き回るようになってからはそうはいきません。

ベッドインベッドすら乗り越えて、ベッドの端まで転がってきていた時はヒヤッとしました。

お昼寝している間に付きっきりで見守るわけにもいかず、ベビーモニターを探し始めた次第です。

今では帰省する際にも持って帰るくらい、無くてはならない存在となっています。

メリット

我が家でかなり重宝されているベビーモニターですが、数ある中で私がTapo C210を選んだ理由と使ってみて感じているメリットをお話ししていきます。

Tapo C210に限らず、ほとんどのベビーモニターにも当てはまる点がありますので選ぶ際の参考にもしてみてください。

検知と通知

1つ目にして最大のメリットはカメラの検知&通知機能が優秀なところです。

カメラが何かの動きを検知した際にアプリを通じてスマホに通知が届きます。

監視カメラとしても使えることから、子どもの腕や頭が少し動いただけでも正確に検知してくれます。

スマホアプリと連携しているため、アップルウォッチ等を付けていればそちらにも通知が来るので、見落とすこともありません(上の画像はアップルウォッチの通知画面です)。

いちいちカメラの映像を気にすることなく、子どもが寝ている間に家事や自分の時間を過ごすことができます。

一応、赤ちゃんの泣き声も検知してくれます。

カメラに赤ちゃんを見守ってもらって、その間に自分の時間を過ごせるのはベビーモニターを使用する1番の目的であります。

その点、Tapoシリーズは監視カメラのノウハウを活かした正確な検知機能で非常に安心できます。

2K画質

2つ目のメリットは高画質なところです。

検知機能さえあれば対して画質は必要ない人もいるかもしれませんが、子どもの可愛い寝顔がはっきりくっきり見えます。

アプリからスクショや動画の撮影も可能で、子どもの寝顔をこっそり撮影できてしまいます。

眠りが浅い時にゴソゴソしている姿や寝返りするところも見てて楽しいです。

また画質が綺麗だからこそ、子どもが呼吸しているかお腹の動きで確認することもできます。

カメラに背中を向けた横向きや、うつ伏せで寝ていると呼吸をしているのか心配になります。

2K画質なら、お腹や背中に少しズームするだけで呼吸をして動いているのか一目瞭然です。

子どもを起こすことなく綺麗な画質で寝顔が見れて、呼吸の確認まで簡単にできてしまいます。

ナイトビジョン

3つ目がナイトビジョンモードです。

夜間の真っ暗な中でも赤外線カメラで10m先まではっきり写ります。

初めて使った時はその鮮明さに感動しました。

赤外線なので白黒ですが、子どもの寝顔も呼吸をした際のお腹や胸の動きも明るい時と変わらず見ることができます。

もちろん、動作検知も全く問題なく通知が来ます。

我が家では、夜だけでなくお昼寝の時でも寝室のカーテンは閉めて、極力暗くしています。

陽の向きによってはかなり暗くなりますが、ナイトビジョンモードで安心して見守ることができます。

オートトラッキング

我が家ではまだ使う機会はありませんが、オートトラッキング機能も搭載されています。

カメラの視野内で動作を検知したら自動で動いたものを追尾してくれる機能です。

基本的に子どもが寝ている姿しか映しませんし、目覚めて動き出した時には通知が来て私たちが映像を確認しているので、オートトラッキング機能の出番は今のところありません。

もう少し子どもが大きくなって、万が一お留守番してもらうことになった場合には重宝するかもしれません。

そうそう使うことはありませんが、この価格帯でオートトラッキング機能まで搭載されていることに驚きです。

低価格で高コスパ

5つ目のメリットは価格の安さです。

これだけの機能を備えておきながら、Amazonセール時にはなんと3,000円台で買えてしまいます。

一般的なベビーモニターは10,000円を超えるものがほとんどですので、Tapoシリーズのコスパが良い意味で異常なことが分かります。

他のベビーモニターであれば専用モニターがついていたり、温度も測定できたりとさらに機能が備わっているものが多いのは確かです。

ただ、個人的にはTapo C210の機能でベビーモニターとしては十分だと感じていますし、3〜5倍の価格差を考えるとなおさらTapo C210で良いと思ってしまいます。

ベビーモニターで価格を抑えた分、別のところにお金を使うという考え方も良いのではないでしょうか。

注意点

良いところばかりお話ししていてもいけませんので、注意しておくべきことや気になることもご紹介しておきます。

メリットと合わせて参考にしてみてください。

セキュリティ

1つ目はセキュリティです。

ネットワークに繋ぐ機器全般に言えることですが、外部からアクセスされてしまう可能性が僅かでもあることは注意しておかなければいけません。

Tapoシリーズはアプリにログインして、アカウントにカメラ本体を登録します。

そのアカウントでアプリにログインすれば、どこからでもカメラの映像を見ることができます。

我が家では、私と妻それぞれのスマホからアカウントにログインして、それぞれのスマホからカメラを確認することができます。

もし第三者が何かしらの方法でアカウントにログインしてカメラを見ていてもこちらからはわかりません。

とはいえ、アカウントのIDやパスワードがバレなければ良いですし、心配であれば定期的にパスワードを更新していれば問題ありません。

そもそも大手メーカーなのでセキュリティも大丈夫でしょう。

我が家では子どもが寝ている時にしか使っておらず、それ以外の時は電源を抜いているのでリスクは限りなく低いと考えています。

カメラの可動域

次に気になるところがカメラの可動域です。

水平方向であれば360度くるくると回転できますが、垂直方向の特に下向きが苦手です。

カメラの設置方法として、地上に置くだけでなく天井に取り付けることも可能です。

そのため、本体のほぼ真上まではレンズが動けますが、下方向へは水平より少し下までしか向くことができません。

寝ている子どもを見守る際には置き場所に注意が必要です。

ベッドのヘッドボードの高いところに置いてしまうと、下に向けれないため写りません。

我が家では子どもと川の字で寝ているので、カメラを使う際は自分たちの枕の上にセットしています。

背中を向けて横向きになると顔は見えませんが、問題なく見守りできています。

最近はカメラをおもちゃと勘違いしているのか、子どもが目覚めたら一目散にカメラで遊び始めるので、壊される前にカメラを救出しに行っています。

通知が多い

次はメリットであり、時と場合によってはデメリットにもなりうる通知です。

動作を検知するとアプリを通じて通知が来ますが、子どもの隣で私や妻が寝かしつけをしているように、頻繁にカメラが動作検知してしまう場合は数秒おきに通知が飛んできます。

平日の仕事中でもそれは変わりません。

そのため、仕事中はスマホの設定から通知をオフにしています。

それだけ検知能力が正確で、通知も正常に来ているということは素晴らしいのですが、時と場合によっては設定を変える必要もあるかもしれません。

Wi-Fi設定が難しいかも

4つ目がカメラの初期設定が上手くいかない場合があることです。

実は私も一番初めの初期設定は何度かやり直してやっと使い始めることができました。

妻が実家にカメラを持って帰って、初期設定をやり直そうとした時も1人ではできず、私に電話がかかってきました。

1度初期設定が完了すればあとは簡単なのですが、ネットに不慣れな方は少し苦労する可能性があります。

アプリ内でも丁寧に説明してくれますので、間違えず説明通りに設定するよう心掛けましょう。

赤ちゃんに特化した機能が無い

最後の気になる点が、ベビーモニターとして赤ちゃんに特化した機能=温度の測定、顔認識、体内音や子守唄が無いことです。

これらは1万円を超えるベビーモニターにはよくある機能ですが、監視カメラであるTapoシリーズにそこまでの機能は付いていません。

個人的に温度管理は時計に付属しているもので事足りており、顔を認識する機能もオーバーだと思います。

体内音はよっぽど寝れない時にスマホで流しますが、ほとんど使うことはありません。

お金を出しても良いからこれらの機能もベビーモニターに欲しいという方にはTapoシリーズは向かないかもしれません。

自分たちにとってどんな機能が必要で、ベビーモニターにはどんな機能が付いているのか、事前によく確認しておきましょう。

最後に

我が家でベビーモニターとして使用しているTapo C210についてお話ししました。

  • 検知と通知:動作や泣き声を正確に検知し、アプリから通知が届く
  • 2K画質:可愛い寝顔も僅かな動きもはっきり見える
  • ナイトビジョン:真っ暗闇でもよく見える
  • オートトラッキング:動き回るようになれば自動で追尾してくれる
  • 低価格で高コスパ:これだけの機能が付いたカメラを3,000円台で買える
  • セキュリティ:アカウントの流出等で知らないうちにカメラを見られているかも
  • カメラの可動域:下向きは苦手
  • 通知が多い:時と場合によっては通知設定の変更が必要かも
  • 初期設定:少し難しくて上手くいかない場合もある
  • 特化機能:温度測定、顔認識、子守唄といった赤ちゃん用の機能は無い

さすが大手IT機器メーカーのTP-Link社と言いたくなるほど、高性能かつ高コスパなネットワークカメラとなっています。

ベビーモニターにどんな機能を求めるのか、各家庭の環境や使い方によって異なってきます。

そもそもベビーモニターが必要ない場合もありえます。

現に我が家では、子どもが寝返りできるようになるまで必要性を全く感じていませんでした。

ここまで読んでくださった方は少なからずベビーモニターに関心がある方だと思います。

あとは自分たちが使う際に、純粋に見守り機能があれば十分なのか、専用モニターや温度・子守唄といった追加オプションが必要なのかということを金額を含めて判断してみてください。

私の個人的な意見としては、Tapo C210の機能で十分にベビーモニターとしての機能は果たしてくれています。

しかも低価格ですので、浮いたお金で子どもの新しいおもちゃを買ったり、別のベビー用品を買う際に少しグレードをあげてみたりといったこともできます。

ベビーモニターを悩んでいるパパやママの参考になれば嬉しいです。

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