SNSでも話題の「コニー抱っこ紐」。Tシャツのように簡単に装着でき、デザインもおしゃれ。出産祝いで人気が高く、気になっている方も多いのではないでしょうか。
我が家では新生児期(生後2週目)から使い始め、半年以上ほぼ毎日使っており、非常に重宝しています。
この記事では、実際に申請時期から使ってわかったコニーの使い勝手、付属品(ヘッドサポート)について本音レビューします。
買うかどうか迷っている方の参考になれば嬉しいです。
コニー抱っこ紐のラインナップ

我が家で使っているコニーは「コニー抱っこ紐FLEX Elastech」サイズ:XS-XL カラー:モカです。
コニーにはサイズ調整の有無と生地の素材の違いで4種類のラインナップがあります。
| 種類 | 特徴 | サイズ調整 | 生地 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|---|
| Elastech | 伸縮性が高く柔らかい布製。旧モデル。 | ×(固定サイズ) | 布製 | 3,980円 |
| AirMesh | 通気性が良く、夏におすすめ。 | × | メッシュ | 2,880円 |
| FLEX Elastech | サイズ調整可能。柔らかくて肌ざわりが良い。 | ○ | 布製 | 8,580円 |
| FLEX AirMesh | サイズ調整+メッシュ素材で通気性抜群。 | ○ | メッシュ | 8,580円 |
コニーの抱っこ紐の代表的なものが「Elastech」です。
サイズの調整はできず、2XS〜5XLのサイズの中から選ぶ必要があります。
カラーは10色出ていて、伸縮性があって柔らかい無地の布製です。
「AirMesh」はその名の通りメッシュ生地になっていて、通気性◎・接触冷感・吸湿速乾の夏に欲しい機能満載です。
そして我が家で使っている「FLEX Elastech」ですが、大きな違いは腰にあるベルトでサイズ調整ができることです。
サイズが2種類出ており、それぞれXS-XL・M-4XLのサイズ調整ができます。
価格が大幅に上がりますが、サイズ調整によってパパとママで共有できるのは大きなメリットです。
コニー抱っこ紐のヘッドサポートは新生児に必要?
以前のコニー抱っこ紐(旧モデル)は「ヘッドサポート無し」タイプが主流で、首の座っていない新生児を支えるのが不安という声もありました。
2022年以降に発売されたモデルでは、ヘッドサポート付き の新デザインが登場し、新生児期の使用がより安全で快適になっています。
✅ ヘッドサポートがあると安心なポイント
- 新生児でも安定して縦抱きできる
- 頭のぐらつきを支えられる
- 寝たあとも首が傾かず安心
ヘッドサポートが無くても、コニーの左右片側に頭を入れてあげれば首が座っていなくても縦抱きはできます。
実際に私もヘッドサポート無しで抱っこしてみましたが、不意に頭が抜けてグラっとすることがあり、ヘッドサポートを欠かさずつけるようにしています。
ヘッドサポートがあるだけで、首の安定感は格段にアップしました。
Amazon等では現在でもヘッドサポート無しの商品も販売されていますので、購入する際にはご注意ください。
コニーFLEXを半年使って感じたメリット5つ
装着が簡単
装着方法は、頭から服を着るようにコニーを着て、肩紐の位置を整えて、赤ちゃんを入れるだけ。
公式ストアでも
わずか10秒で 赤ちゃんを抱っこ
コニー公式ストア
と言うほど。(流石に10秒で抱っこは難しいですが・・・)
使い始めた頃は首の座っていない赤ちゃんを抱っこするのがすごく怖かったですが、慣れてくると片手で縦抱きしながらパパッと脚を入れて、スポッと簡単に抱っこできます。
慣れていない時は、寝かせた状態の赤ちゃんに覆い被さるように自分がしゃがんで、コニーに赤ちゃんの脚を入れると、安全に抱っこできると思います。
抱っこする前に肩紐をしっかり広げておくことと、背中のクロスの正しい位置を意識しておけば、抱っこした時に肩への負担を軽減できて、赤ちゃんの位置も下がってしまうことはありません。
実際に使う前に、YouTubeでもたくさんコニーの動画が上がっていますので、装着方法を確認してみてください。
軽くてコンパクト

コニーには付属で収納袋が付いてきて、抱っこ紐もヘッドサポートもそれにすっぽり収まります。
私が使っている「FLEX Elastech」が346g
抱っこ紐の定番エルゴベビーが約790g
圧倒的な軽さです。
コニーには肉厚な肩紐やバックル(留め具)がなく、伸縮性のある生地が使われています。
そのため、赤ちゃんを抱っこしていない時は付けたままで家事をしていても、薄いカーデガンを1枚羽織っているくらいの感覚で邪魔になりません。
付属の袋に入れれば、ベビーカーやマザーズバッグにすっぽり入ります。
ヘッドサポート付きで新生児から使用可能

ヘッドサポートのおかげで、新生児の時から安心して抱っこできました。
もちろん、抱っこしたまま家事もできます。
首が座ってからも、寝かしつける際にはヘッドサポートを愛用しています。
丸洗いできて衛生的

コニーに限らず、抱っこ紐はほとんど洗濯可能だと思いますが、コニーは布製でバックルやクッションが付いていないので、一般的なサイズのネットに入れて手軽に洗濯ができます。
しかも乾くのが早い。
Tシャツ等と変わらないくらいの速さで乾いてくれます。
抱っこ紐はヨダレや吐き戻しで汚れてしまいがちですが、清潔に使えます。
サイズ調整ができる

これはコニーの「FLEX」に限った話になりますが、サイズ調整ができるようになりました。
それまでは2XS〜5XLの10サイズの中から選ばないといけませんでした。
「夫婦で体格差がある」「子どもが大きくなって窮屈になってきた」という理由で2つ目のコニーを買ったというレビューも見たことがあります。
それを解決してくれたのがコニーFLEX
価格差がありますが、サイズを調整できるメリットを考えると安いくらいです。
我が家にあるコニーが「FLEX Elastech XS-XL」で、身長169cm、体重60kg、ウエスト73cmの私が使う時は、サイズ調整の一番小さいところから1メモリ緩くしたくらいで使っています。
サイズでいうと「S」くらいだと思います。(ちなみに私の普段着はMサイズ)
コニーは「ワンサイズ小さいくらいが良い」と言われていますので、普段Mサイズの私にとってはSサイズくらいの調整がちょうどいい感じでした。
デメリット・注意点
何にでも良いところがあれば気になるところもあります。
欠点とまでは行かないけれど、買う前に注意しておいた方がいい点をお話しします。
慣れるまでは装着にコツがいる
簡単に抱っこができると言っておきながら、コツがいるなんて矛盾してるかもしれませんが、初めは1人で抱っこしようとすると難しいです。
肩紐が捻れてしまったり、抱っこする位置が低くなっていたり、左右のバランスが傾いたり・・・
その度に1度赤ちゃんを降ろして、ギャン泣きされながら抱っこ紐の長さや位置を調整して抱き直していました。
最初のうちはもう1人に、肩紐や左右のバランスなどを見てもらいながら着用するのがいいでしょう。
何にせよ、慣れてしまえば素早く良い感じに抱っこできるようになりますので、諦めずに使い続けましょう。
ヨダレでベトベトになる
これは我が子だけの問題なのか分かりませんが、コニーに入れると、子どものちょうどほっぺあたりに肩紐が来ます。
首が座って動きの自由度が増したおかげで、これでもかと言うほど抱っこ紐を舐め回すので、ほっぺた周辺の肩紐がヨダレでベトベトになってしまいます。
舐められないように肩紐を遠ざけると、追いかけてきて落ちそうになるか、機嫌が悪くなって泣き始めるので、どうしようもありません。
エルゴ等の抱っこ紐であれば、肩紐ようにヨダレカバーが販売されていますが、コニーに付けられる訳もなく、頻繁に洗濯をして対応しています。
腕があげれない

コニーの抱っこ紐は赤ちゃんの入るスペースを作るために、肩紐を広げて肩から二の腕に掛ける構造となっています。
肩への負担が分散して疲れづらい反面、肩紐に引っかかるため、腕を上げれなくなります。
スマホを弄るだけならいいですが、洗濯物のような腕をあげる作業は難しいです。
コニーで抱っこするタイミングには気をつけないといけません。
長時間の抱っこは腰が・・・

簡単に着用できることがメリットのコニーですが、その反面ホールド力があまりないので、長時間抱っこしていると腰にきます。
エルゴベビー等でしたら腰ベルトがついていて、腰もがっちりホールドできますが、コニーは全て肩紐で赤ちゃんを支えています。
肩への負担は肩紐の幅を広げて着けているので気にならないですが、腰のサポートがないので腰痛持ちの人はしんどい可能性が高いです。
とは言っても、家の中で使っている限りは抱っこしたまま何時間も立っていることなんてそうそう無いでしょうし、しんどくなったら座れば解決します。
コニーを使って電車などでお出かけを考えている方は特に注意してください。
低評価口コミ

コニーを気に入って使っている私の意見だけだと偏ってしまうかもしれませんので、ネット等で見かけた低評価の口コミをご紹介しておきます。
ヘッドサポートが付いてこなかった
2022年頃からヘッドサポートが付いてくるようになった話をしましたが、一部ショップには未だに「ヘッドサポート無し」のコニーも販売されています。
それを間違えて買ってしまった人の口コミですね。
しかも別売りでヘッドサポートだけを買おうとすると割高だったそう。
購入の際には付属品にヘッドサポートが入っているのか、良く確認する必要があります。
子どもが落ちそうで出掛けるには不安
コニーは伸縮性のある布製の抱っこ紐なので、サイズが合っていなくて緩かったり、肩紐の位置が悪かったりすると、中で赤ちゃんがずれて落ちそうになります。
その状態で歩いていると頻繁に赤ちゃんの位置を直す必要があり、落ち着いてお出かけを楽しめません。
私はFLEXでしっかり締めてサイズを合わせているので、落ちそうになったことはありませんが、サイズ変更できないタイプを検討されている方は、サイズ選びは慎重にしてください。
子どもがぐする
赤ちゃんの性格は十人十色ですので、抱っこ紐がそもそも嫌いな子やコニーだけが嫌いな子等、相性が悪かったり抱っこ紐に慣れない子がいます。
妻の友達はエルゴベビーを使っていましたが、生後4,5ヶ月頃に新たにコニーを買って使い始めたところ、ものすごく嫌がって全く使えなかったそうです。
我が家では新生児の時からコニーで抱っこしていたからか、この子に合っていたのか、お腹が空いた時以外でコニーを嫌がることはありません。
何が要因かは分かりませんが、「せっかく買ったのに嫌がって使えなかった」ということもあり得ますので、その子に合うのかどうか見極める必要があります。
最後に
新生児の時から半年近く経った今もずっと重宝し続けているコニーの抱っこ紐についてお話ししました。
- 装着が簡単:Tシャツを着るようにパッと装着
- コンパクト&軽い:伸縮性のある布製で付属の収納袋に収まる
- ヘッドサポートが追加された
- 丸洗い可能:普通の洋服と一緒にでも洗える
- サイズ調整可能:FLEXなら!
このようにたくさんのメリットがある一方で
- 簡単に捻れたり左右ずれちゃうので装着にコツがいる
- 赤ちゃんが舐め回すのでヨダレでベトベト
- 肩紐が広いので腕があげれなくなる
- 腰ベルトがないので長時間は腰にくる
- ヘッドサポートがついていない製品もまだある
- 正しく抱っこしないと不安定
- 子どもによって合う合わないがある
といった注意点があります。
個人的にはサブの抱っこ紐として「コニーFLEX」はかなり有能ですので、暑い季節になったら「Air Mesh」も欲しいと思っています。(もう大きくなって窮屈かもしれませんが・・・)
注意点をしっかり認識していただいた上で、前向きに購入を検討ください。
コニーの抱っこ紐が気になっている方の参考になれば嬉しいです。
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