皆さんは電気調理器という家電をご存知でしょうか。
簡単に言えば、炊飯器のすごいやつです。
ご飯を炊くだけじゃなく、煮物系全般から蒸し・無水・低温調理まで、切った食材と調味料を入れて、レシピを選択してスタート、あとは待つだけ。
食材に合った最適な温度と時間で加熱してくれて、絶品料理が出来上がります。
お鍋を出して、火加減を調整して、タイマーをかけて、吹きこぼれないように、焦げ付かないように見ているといった手間が全て不要です。
我が家では、その電気調理器に圧力鍋の機能を追加した電気圧力鍋を使っています。
電気調理器や電気圧力鍋に少しでも興味がある方は、ぜひこの先もを読んでいただき、購入をご検討ください。
我が家の電気圧力鍋
我が家で使っている電気圧力鍋は「アイリスオーヤマ 電気圧力鍋」です。
容量が4.0L・約4人前のもので、白米だったら6合炊けます。アイリスオーヤマの電気圧力鍋シリーズの中で一番大きなサイズを選びました。
私が買ったKPC-MA4よりも新しい機種PMPC-MA4というのが発売されています。
こちらの機種は90種類もの料理が登録されており、付属のレシピ本通りに食材と調味料を入れて、本体メニューで料理名を選んでスタートを押すだけ。
料理ができない私でもプロ顔負けの料理ができてしまいます。
他の有名メーカーからも同様の製品は多数出ていますが、4.0Lという容量でこの金額はずば抜けてコスパが良いです。
別の記事で食器洗い機をご紹介しましたが、それもアイリスオーヤマです。
アイリスオーヤマの回し者でもなんでもなく、コスパを重視して選んでみたら、自然とそうなっていました。
どちらも2年近く使っていますが、とても満足しています。
電気圧力鍋のメリット
ここからは実際に使用してみて感じたメリットとデメリットをお話ししていきます。
私よりも妻の方が使いこなしていますので、現在育休中の妻の経験も踏まえています。
簡単・時短
この二言で全てを表していると言っても良いくらい、調理も操作も簡単で時短になります。
前述していますが、切った食材と調味料を付属のレシピ本通りに入れて、本体のメニューを選択してスタートするだけ。
メニューを探す時もレシピ本にカテゴリやレシピ番号が記載されていますので、それ通りに本体メニューを探すだけ。80種類もありますが、一瞬でメニューを選択できます。
圧力モードと排気モードは蓋上部の弁を90度回転させるだけで切り替わるため、本体の表示に従って、簡単に使い分けることができます。
メニューを選択できたら、あとは放置。キッチンに立って吹きこぼれないように火加減を見たり、焦げ付かないように時々かき混ぜたりする必要は全くありません。
通常であれば鍋に張り付いていた時間に、お風呂に入っていてもドラマやアニメを見ていても、料理は出来上がってくれます。
洗い物は大まかに蓋+パッキン・鍋だけ。普通に鍋を使う時と対して洗い物は変わりません。
簡単に自担ができるだけでも十分なメリットですが、まだまだ終わりません。
鍋モードが優秀
寒い季節に食べたくなるのがお鍋
カセットコンロや小型のIHを出して、鍋を置いて、卓上で加熱しながら食べることが多いと思いますが、こちらの電気圧力鍋でそれができちゃいます。
その名も鍋モード!
まんまですね。お鍋はもちろん、おでんやすき焼きも調理後に卓上に持ってきて、鍋モードでお好みの火力で熱々のまま食べることができます。
出汁が余ってしまっても、鍋ごと冷蔵庫に入れておいて、翌日にご飯を入れて再加熱してしまえば、あっという間に雑炊ができてしまいます。
我が家ではこの鍋モードを冬に週1回は登場するほど、重宝しています。
圧力調理に感動
電気圧力鍋という名前ですから、もちろん圧力調理が大得意です。
我が家ではポトフがよく出てくるのですが、ジャガイモは皮を剥いただけの丸ごと、キャベツは芯を取らず4等分にしただけ、にんじんはヘタを取って4等分くらい。
ジャガイモとにんじんは口に入れた途端にホロホロと崩れ、キャベツの芯は難なく噛み切れるほどに柔らかくなります。
牛すじ大根を作れば、繊維の隅々まで味が染み渡った大根と、筋が消え去ったような柔らかな牛肉に感動します。
定番のカレーなんて作った日には、一人で2合くらいご飯を消費してしまいました。
献立に悩まなくなる
最後4つ目のメリットが毎日の献立に悩まなくなることです。
付属のレシピ本には80種類もの料理が写真付きで詳しく記載されています。
妻の「今日何食べたい?」 という問いに
「何でも良いよ」と答える前にレシピ本を手に取れば、夫婦仲も安泰ではないでしょうか。
我が家のレシピ本には妻がチェックした大量の付箋が貼ってあり、メニューに困った際にはそこから選抜されています。
料理が得意ではない私でもレシピを見ればいくらでも作れるので、妻の負担も減らせます。
一石何鳥にもなっています。
デメリット
良いことばかり並べていても参考にはならないので、デメリットと感じるところを捻り出してみました。
調理時間が長い
”時短家電なのに時間が長いの?”と不思議に思うかもしれませんが、時短家電なのは間違いありません。
確実に人の手間は減ります。が、電気圧力鍋をスタートしてから完成までが思っていたより時間がかかるのです。(こんなもんだろ!と怒られるかもしれませんが・・・)
料理 | 白米 | 豚の角煮 | ミルフィーユ鍋 | 魚の煮付け | カレー | ポトフ |
時間(分) | 75 | 60 | 50 | 55 | 65 | 55 |
そのため、食べ始める時間を逆算して調理を開始する必要があります。
予約機能や保温機能もちゃんとあるので、どうとでもなるんですけどね!
ちょっと大きくて重い
我が家の電気圧力鍋KCP-MA4は4.0Lと大容量な方なので、ちょっと大きくてちょっと重いです。中身が入った状態では持たない方が安全です。
製品サイズ 幅約320×奥行き約334×高さ約232mm
質量 4.5 kg
アイリスオーヤマ 電気圧力鍋KCP-MA4
実物はこんな感じです。
炊飯器の二回りくらい大きいイメージです。
圧力に耐えるために蓋もしっかりしていて、それなりに重いので、足の上に落としてしまったときには大惨事になると思います。
水滴
最後に重箱の隅をつつくようなことですが、調理完了後に蓋を開ける際に裏側についた水滴がボタボタ落ちてきますので、開け方に注意が必要です。
本当に些細なことですが、購入直後は台の上や床に水滴を落として、後から拭く羽目に・・・
気をつけながら開ければどうってことないので、最初だけご注意を。
どんな人に
ここまで色々と書いてきましたが、結論、料理をする人は漏れなく買ってください!
私が紹介したアイリスオーヤマの電気圧力鍋以外にも、シャープ・パナソニック・象印・ティファール等の名だたる家電メーカーが様々な電気調理器・電気圧力鍋を発売しています。
人それぞれ優先事項は違うと思いますので、各メーカーの機能や価格を比較して選んでみてください。
私が家族や友人にオススメするなら、真っ先にコスパ最強なアイリスオーヤマを挙げますが・・・。
ちなみに、私が購入したKCP-MA4以外にもアイリスオーヤマの電気圧力鍋シリーズには豊富なラインナップが揃っています。
型番 | KCP-MA4 | KCP-MA3 | KCP-MA2 | PC-MA2/3/4 |
容量 | 4.0L(約4人前) | 3.0L(約3人前) | 2.2L(約2人前) | 4.0/3.0/2.2L |
カレー | 6皿分 | 4.5皿分 | 3皿分 | ー |
レシピ数 | 80種類 | 108種類 | 65種類 | 6種類 |
我が家では、私も妻も食べる方なので一番大きなものにしましたが、より小さなもの、レシピ数の多いものもありますので候補の一つにしてみてください。
少しでも参考になれば嬉しいです。