初めての育児記録

育児
記事内にプロモーションを含む場合があります。

何をするにしても初めてのことってドキドキしますよね。

それは育児においても一緒。第一子の育児は初めてのことばかりです。

体が小さくて首も座っていないふにゃふにゃな赤ちゃんを全く慣れていないパパやママがお世話をしなければならない。

我が家の場合、仕事の都合で両親学級に行くタイミングがなく、YouTubeで予習するしかありませんでした。

何をするにも恐る恐るで不安ばかりでしたが、数ヶ月経って慣れてしまった今となっては初々しい気持ちなんで微塵もありません。(我が子が可愛くて愛らしい気持ちは日に日に増していますが)

今回は子どもが産まれてから私が初めて育児を行った際のことをまだ覚えているうちに残しておきたいと思います。

出産から退院

育児がどうこう以前に、まずは母子ともに無事に出産してくれることが重要です。

1日が何百倍にも長く感じた出産を乗り越え、子どもと初対面したお話からしていきます。

出産については別の記事にしていますので、興味があればご覧ください。

初めての抱っこ

私が初めて我が子を抱っこしたのは出産後のチェックや体重測定が終わった後、この世に誕生してから30分も経っていない状態の赤ちゃんを抱っこしました。

親戚や友達の赤ちゃんを抱っこしたことはありましたが、産まれたての、しかも我が子を抱っこするなんて、人生でも数回あるかないかでしょう。

タオルケットに包まれた我が子は3200gで標準的な体重ですが、身体は小さくて手足は細くて感覚的にはすごく軽かったのを覚えています。

妻の出産を目の前で見ていましたが、父親になったという実感は正直この時はまだ無く、だけど腕の中にいるのは自分たちの子どもなんだよな・・・っという不思議な感覚でした。

数ヶ月経った今では、か細くて小さかった姿は見る影もなく、立派な二重顎ができ、手足はムチムチしてどんどん重くなってくれています。

初めてのしゃっくり

赤ちゃんって心配になる程、しゃっくりしませんか?

私たちの子どもは、妻のお腹の中にいることから「ピクピク」とよくしゃっくりしていました。

それは産まれてからも変わらず、初めてしゃっくりを見たのは出産の翌日、まだコロナ禍の影響で面会時間は「1日1人のみ30分」

義両親にとっては初孫なので、早く面会したかったでしょうが、翌日から仕事で帰らないといけない私を優先させてくれました。

個室の病室でしたので、病院のベビーベッドに入った我が子が薄っすらと目を開けたりちょこっと口や手を動かしたりしているのを妻と眺めていると

「ヒック!」

と、か細〜い声でしゃっくりが始まりました。

妻と二人で「お腹の中でやってたやつ!!」っと歓喜しながら、しっかりと動画に収めました。

初めての車

出産の5日後、退院の日が来ました。

迎えに行く私の車には、妻の職場の先輩から頂いたエールベベのチャイルドシートが載っています。

立ち会い後、自宅に帰って取説と睨めっこしながら必死で取り付けました。

病室に迎えに行き、荷物をまとめた妻と合流。子どもを抱いて助産師さんに挨拶をして、いざ車へ。

第一の関門、横抱きから縦への抱き換え。まだ数回しか抱っこしていない新米パパは恐る恐る首の下にあった腕をずらして、チャイルドシートに乗せられるように抱き替えます。

そして第二の関門、チャイルドシートの頭やお尻の位置とベルトの調整

乗せてみたはいいが、頭とお尻の位置はこれでいいのか?どこか心地悪いところはないか?ベルトはキツすぎないか?と子供の表情を見ながら微調整をします。

チャイルドシートに無事乗せることができ、ホッとしたのも束の間。病院から妻の実家まで約30分、自動車学校の卒業試験くらい安全運転で、数分おきに後ろに乗っている妻に子どもの様子を伺いながら帰りました。

里帰り中、妻の実家にて

無事に帰宅すると、いよいよ本格的に「育児」がスタートします。

まだ妻は里帰り中ですので、妻の実家へ行った時にしか育児はできませんが、緊張しながらやれることを精一杯やってみました。

初めてのオムツ替え

赤ちゃんのオムツ替えは、生後5ヶ月くらいの甥っ子で1度だけ練習したことあったのですが、妻の実家に帰って早々、生後1週間も経たない我が子のオムツを替えました。

オムツ替えシートの上に子どもを寝かせ、妻が子の両足を持ち、義母が隣でゴミ袋を広げ、私の人生2度目のオムツ替えが始まります。

新しいオムツをお尻の下に敷き、いざ開帳。

足を引っ張りすぎると股関節あたりを脱臼すると妻に脅されていたので、力のかからないよう膝を真出た状態をキープしてお尻を上げてもらいます。

お尻拭きシートでお股を優しく拭き拭きし、放尿される前に古いオムツを抜いて新しいオムツを付けます。

ウエストが細いので両側のテープがおへその前で重なるくらい。(人差し指は入るので多分キツくない)

パパになって初のオムツ替えは大成功に終わりました。

その後、少し慣れた頃に放尿されたり追いうんちをされた話はまた機会があれば。

初めてのミルク

基本的に母乳で行っていたのですが、妻の方に痛みが出て来たので、乳頭保護器が届くまでは絞った母乳を哺乳瓶であげたり、たまにミルクにしたりしていました。

哺乳瓶でミルクをあげるのは人生初だとその時は思っていましたが、ふと振り返ると4,5歳頃に歳の離れた親戚にあげてたかも・・・。

パパになってからは初めてなので良しとしてください。

ミルクの量は40ml。電気ケトルで沸騰させたお湯をほんの少し注いで溶かし、水筒に冷まして保管している白湯で調整します。

しかし、40mlが思っていた以上に少なく熱湯で40mlまで注いでしまったので、水道で哺乳瓶を冷やして冷ましました。

抱っこしてソファーに座ります。目は薄く開いていますが多分私の顔は見えていないでしょう。

お腹が空いてぐずっている口に哺乳瓶の先を持っていくと、「パクッ」と咥え、少しずつ少しずつ飲み始めます。

妻に咥える深さや角度はこれでいいのかと何度も確認をしてた気がします。

小さな身体で一生懸命飲んでいる姿に時間を忘れて癒されました。

今では200mlを一瞬で飲み干してしまいますが、生後間もない頃は3,40mlを長い時間をかけて飲んでいました。

初めての沐浴

育児の中でもパパが担当することが多いと(私の周囲で)噂の沐浴

親戚から譲ってもらった空気で膨らませるタイプのベビーバスをお風呂場に設置、40度くらいのお湯を張ります。

服を脱がせてお風呂場へ。オムツは放尿対策にお風呂場の中で脱がせ、ベビーバスの中へ。

右手で子どもの頭と首を支え、左手で洗っていきます。

もちろん後ろには監督(妻)が立っているので、指示を受けながら進めます。

まだ髪の薄い頭をベビーソープで撫で撫で。

ミルクを吐いてカピカピになることの多い後頭部も両手で頭を落とさないように慎重に洗っていきます。

顔はガーゼで優しく撫で撫で。口の周りも丁寧に洗います。

首の周りは垢が溜まりやすいとのことなので、シワを伸ばしながらしっかりと洗います。

前面を洗い終えたら、難関の背中。恐る恐る左手で持ち替えてうつ伏せ気味に。

「これでいいの!?大丈夫!?!?」と妻に確認をとりつつ、背中を洗っていきます。

仰向けに戻して下半身も洗い、綺麗なお湯で泡を流したら終了。

直前までYouTubeで沐浴のやり方を予習していましたが、助産師さんのように手際よくなんてやれません。初めは必死です。

幸いにもお風呂上がりの子どもはポカポカ満足げだったのが唯一の救い。私自身は疲れ切っていましたがね。

初めての夜泣き

夜になると新たな戦いが始まります。

就寝後、2,3時間すると夢の中で鳴き声が聞こえる気がする・・・。ふと目覚めるとすでに妻がオムツを替え始めています。

産後の女性は寝ている間も子どもの泣き声に敏感と聞いていましたが、反応速度が段違いでした。

我が家ではオムツ→授乳の順番としていましたので、母乳の場合は私が目覚めた頃にはすでにオムツを替え始めています。

哺乳瓶であげる場合には、先に妻がミルクを準備しにキッチンへ行っているので私は妻が帰ってくる前にオムツを替え、空腹で泣き叫ぶ我が子を抱っこしてミルクの到着を待ちます。

自分が寝落ちしそうになりながらミルクをあげて、哺乳瓶を洗うとやっと寝れます。

が、3時間後には再び目覚めます。

里帰り中の妻の実家に行った際には寝不足になって帰って来ていました。

それを一晩寝てくれるようになる約半年間・・・。妻にも、世のママたちにも頭が上がりません。

最後に

私がさまざまな育児に初めて取り組んだ時のことを覚えいる範囲で書いてみました。育児においてはほんの一部かもしれませんが、初めてなのでどんなことでも不安でいっぱいです。

赤ちゃんが泣き止まない時なんかは、プチパニックになります。さらに寝不足が重なれば、体力的にも精神的にも追い込まれることでしょう。

里帰りができるママは親を頼ってもらい、自宅の人は夫婦で力を合わせて育児を頑張っていきましょう。

私も仕事は復帰しましたが、育児にも全力で取り組んでいきます!

タイトルとURLをコピーしました