職場で初の育休を取るまで

育休
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こんにちは!

今回は職場で一番若手の私が、職場で初の男性育休を取得した時の流れをお話しします。

私の場合は比較的恵まれた環境だったと思いますので、割とスムーズに育休に入れました。

一例として、少しでも男性育休取得を悩んでいるパパ達の参考になればと思います。

上司へ妊娠報告

まず妻の妊娠が発覚したのが、妊娠4週目頃で市販の検査キットで確認後、産婦人科を受診して確定。ついに子どもができるのかとワクワクしつつもまだまだ実感はありませんでした。

上司へ妻の妊娠報告をしたのは安定期に入る少し手前の妊娠4か月頃でした。

一般的には安定期に入ってから公表することが多いようですが、妻はつわりが重い方でしたので、  早めに上司に妊娠したことを伝えておき、極力残業せずに帰ったり、病院受診のために有休を取ったり妻のサポートができる環境を早めに整えておきました。

また同時に育休を取りたいことも伝えました。

上司の反応はというと、妊娠について祝福してくれた上で、育休取得については嫌な顔せず承諾してくれました(仕事の引継ぎはちゃんとしておいてねとは言われましたが)。

上司にとっても部下が育休を取得するのが初めての事だったらしく、「一緒に確認しながら手続きを進めて行こう」とその日の話は終了しました。

就業規則の確認と申請

妻の妊娠が分かって、育休を取ろうと決めた段階で会社の就業規則について社内HP等から情報を集めていました。

2022年10月の法改正によって会社側は育休に関して社員に周知することが義務化された後だったため、産後パパ育休を含む育児休業の取得できる期間や分割した場合の事例等を交えながら、会社の育休制度に関して分かりやすい資料が作られていました。

  • 育休はこの期間でこんな風に分割できますよ
  • 取得日数等の条件を満たせば社会保険料が免除されますよ
  • ボーナスは休業日数に応じて数%ずつ減っていきますよ
  • 人事評価や昇進は育休によって下がったり遅れたりしませんよ
  • 申請は取得予定の1か月前までに出してね etc…

上司と改めて面談をした上で出産予定日の2か月前に育児休業の申請書を会社へ提出しました。

育児休業給付金の申請は会社から出してくれるので、育休に関する手続きは会社への申請だけでした。

私の場合、妻は隣県で里帰り出産でしたので生後1か月ごろに1週間と、里帰りから帰ってくる    タイミングで約2か月の育休を取ることにしました。

仕事の引継ぎと周囲の反応

仕事の引継ぎ

私の仕事の場合、育休取得のタイミングがちょうど仕事量が落ち着いている時期でしたし、時期をずらせるものはどんどん育休後に回しまくっていましたので、自分がいない間に引き継がなければならないような仕事はそれほど多くありませんでした。(まだ若手で良かった…)

とは言いつつも突発対応が全くない訳ではありませんので、最低限の引継ぎ資料を作りつつ、上司への情報共有もこれまで以上に密に取るようにして状況を把握してもらえるように努めました。    

周囲の反応

私が育休を取ると上司以外の周囲に公表したのは妻が出産したタイミングでした。部署の方々から出産祝いをいただき、お礼メールを送るのに合わせて育休を取る予定であることも連絡しました。

他部署や取引先にも育休に入るまでに出会ったり電話をした際に育休予定を伝え、連絡を取るタイミングが無かった方へは最終的にメールで伝えました。

ちょうど1年前の法改正によって社会の風向きが変わったからか、ネットで見るような否定的な意見は  全くなく、「数か月じゃ足りないでしょ」「自分も取れば良かったな」「大変だろうけど頑張ってね」といった前向きな言葉をいただきました。

人によって考え方は様々ですので、私の周りがたまたま理解のある方々ばかりだったのかもしれませんが、社会的には男性の育休取得を推進していく流れになっていますので、今後はもっと育休が取りやすい世の中に変わっていくのではないでしょうか。

まとめ

今回は妻の妊娠から育休を取得するまでの会社での流れと周囲の反応をお話ししました。

・上司への妊娠報告と育休希望:思っていたよりかなり前向きな反応

・会社の就業規則の確認と申請:2022年の法改正に合わせて整備されており割と簡単だった

・引継ぎと周囲の反応:避けれる仕事はとことん育休後に振り分け・前向きな意見が多数

私の環境はかなり恵まれていたので、全ての人がここまでスムーズに育休を取ることは恐らく難しいと思います。

上司の理解が無かったり、自分がいない間に周りの人に仕事の負担が増えたり。育休を取ることが申し訳ない、後ろめたい気持ちになるかもしれません。

しかし育休というのは一生のうち、子供が1歳になるまでのほんの少しの期間しか取ることができません。後悔しても取り直すことは決してできないものです。

国を挙げて推進している今こそ、育休取得はチャンスではないでしょうか。

少しでも参考になりましたら幸いです。

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