生後8ヶ月の動物園デビュー

お出かけ
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子供とのお出かけの定番の一つである動物園。

生後何ヶ月から連れて行っても良いのか、そもそも楽しむことができるのか疑問もあるでしょう。

外出自体は新生児期を過ぎた頃から可能にはなりますが、本格的に動物園などへお出かけするのは首が座って、自分でキョロキョロできるようになる6ヶ月ごろからが良いかと思います。

しかし、せっかく動物園に行ったのに赤ちゃん本人が快適に楽しめないことには意味がありません。

今回は私たちが生後8ヶ月の我が子と初めて動物園に行ったときのことをお話ししていきます。

生後8ヶ月で動物に対してどんな反応を示していたのか、お出かけの参考になれば嬉しいです。

実家の犬に興味津々

動物園に行こうと思ったきっかけは、私の実家の犬です。

私の実家には12歳になる雑種の犬を飼っています。

見た目はソフトバンクのパパのような真っ白の毛並みの中型犬です。

子どもを連れて実家へ帰省した際に、抱っこして犬の前まで連れて行くと、「あー!うー!」と犬に向かって話しかけて興味津々。

少し前だとじーっと目で追いますが、ただ見ているだけだったのに。

餌の時間に犬が必死で餌を食べている姿を見ると、なぜか爆笑

水を飲んでいても爆笑。

笑いのツボが分かりませんが、動物に対して興味を持ち始めていることに気づきました。

よし、動物園に行こう!

そんなに動物が好きならいっそのこと動物園に連れて行ったら良い刺激になるのでは?

と、5月中旬の天気の良い日曜日に動物園へ行くことにしました。

自宅から車で30分くらいのところにあり、私自身も小さい頃から10回以上は行っている動物園です。(実家からは1時間半くらい)

高校の修学旅行で北海道へ行った際に、当時テレビにも出ていて有名だった旭山動物園に行きましたが、地元の動物園の方が広くて動物の種類も豊富な気がして、少しがっかりした記憶があります。

幼い頃の思い出補正かもしれませんが、個人的にはそれだけ思い入れのある動物園です。

そんな動物園に我が子を連れて行くことになるなんて、子どもよりもパパの方がウキウキしていました。

準備物

赤ちゃんと共にお出かけするので、持ち物は財布とスマホだけでとはいきません。

普段お出かけしているときと同様に

  • 哺乳瓶
  • ミルク(スティックまたはキューブ)
  • 沸騰させたお湯+赤ちゃん用の純水
  • オムツ数枚
  • おしり拭き、手口拭き
  • ゴミ袋
  • 着替え、タオル
  • 日焼け止め
  • 親のお昼ご飯 in 保冷バッグ

をマザーズバッグに詰め込みます。

車のトランクには親が知り合いからもらって実家に置いていたCombiのAB型ベビーカーをこの日のために借りて帰ってきたので持って行きます。

チャイルドシートにはGW前に買っておいたエアラブ4をセット。

もちろん、ベビーカーにも載せるためにモバイルバッテリーも持っていきます。

そんなこんな準備をしつつ、朝の離乳食を食べて、ミルクも飲んで、着替えて日焼け止めを塗ったら出発です。

春の晴天

その日の予想最高気温25度で朝でも半袖でちょうど良い気候になってきました。

大人は半袖を着ていればちょうど良く、汗をかくほどではありません。

しかし子どもは新陳代謝が良すぎるため、どうしてもじんわりと汗をかいてしまいます。

我が子は特に汗っかきなのか、抱っこなんてしていたら私たち親の服までビッショビショになります。

そんな子どもでも、最近はチャイルドシートにエアラブをセットしているので、動き出しの冷房が効いていない車の中でも背中に汗をかかず快適に乘ってくれています。

今回の動物園ではベビーカーにチャイルドシートを載せ替えて使ってみましたが、背中に汗もかかず、蒸れることもなく、終始サラサラな状態で涼しそうにベビーカーに乗っていました。

動物への反応は?

実家の犬に大爆笑していた生後8ヶ月の子どもですが、動物園ではどうだったのか。

北極&南極エリア

動物園について、始めに訪れたのが北極&南極エリア

ペンギンやオットセイ、シロクマをいろんな角度から見ることができます。

まずはペンギン

水の中がガラス張りで、ペンギンが泳いでいるのを下から見ることができます。

ちょうど子供の目の前をスイスイ1羽泳いできました。

しかし、ペンギンの存在よりも周りで子ども達がワイワイしている声に反応して、ペンギンには全く見向きもしません。

オットセイの水槽でも、下から眺めていると目の前をスーッと何周か泳いでくれましたが、チラッとみるだけで、それが動物だとは認識していないみたい。

次に訪れたのがシロクマの檻。

私たちから見て、左端の方で私たちにお尻を向けて寝っ転がっていました。

白くて大きなお尻がモゾモゾと動いていたので、子どもも「なんか白いのがいる?」という感じでじーっと見ています。

これは期待できそうと思っていると、子どもが「あーっ!」と甲高い声でシロクマを呼ぶではありませんか。

すると驚くことに、シロクマがむくっと起き上がり、のしのしと私たちの目の前を通って奥の部屋の中へ帰っていきました。

子どもは笑いはしませんでしたが、「なんかデカいのがいるなぁ」と歩く姿を眺めてくれていました。

たまたまでしょうが、子どもの呼びかけにシロクマが応じてくれたということにしておきましょう。

なかなか興味を引き出せない

北極&南極エリアの次はオーストラリア・アメリカ・アジアエリアに行きました。

カンガルー、ラマ、コンドル、孔雀、オラウータン、ラクダ、バク、ニホンザル、レッサーパンダ、コツメカワウソなどなど、多くの動物を見ました。

しかしどれも感触がよろしくない・・・。

サイズが小さいものはそもそも認識できておらず、大きくてもあまり動かずのんびりしている動物に全く興味はありません。

ついに爆笑を掴んだ動物

いろんな動物を見て回りましたが、感触は全く。

草食動物や小型の動物がいるふれあいゾーンでトイレ休憩をしました。

ベビーカーに乗せた子どもと山ヤギを見ていると、目の前で急に喧嘩が始まりました。

2頭のオスのヤギが頭をゴスゴスとぶつけ合っています。

結構鈍い音をさせながら、あっち行ったりこっち行ったりしながら繰り広げられるバトルを見ていると、それが子どものツボにヒット!

喧嘩するヤギを見ながら子どもはキャッキャッと爆笑。

動物を見て喜んでくれるのは嬉しいですが、喧嘩で爆笑するのは親として複雑な気持ちでした。

メジャーな動物

ヤギの喧嘩で爆笑したところで、いよいよアフリカゾーンへ動物園の主役たちを見に行きます。

ライオン、シマウマ、ヒョウ、カバはだいぶ離れたところにいたのと、全然動かずお昼寝していたので、やっぱり動物だとは認識せず見向きもしませんでした。

そして一番期待していたゾウ。

距離は離れていますが、3頭ほどが大きな体でノシノシと歩き回っています。

このサイズなら多少離れていても気づくだろうと、前向き抱っこしてゾウの方へ向いてみると。

目線は足元の手すりや草木へ。

子どもにとっては遠過ぎたようで、ゾウもダメでした。

アフリカゾーンで連敗した中で最後に待ち受けていたのがキリンです。

期待よりも祈る気持ちで柵へ向かいます。

ちょうど1頭の大きなキリンが柵の目の前を行ったり来たり。

私たちの目の前も歩いてくれました。

子どもはというと、「なんかデカいのがいる!!」って感じで少しびっくりした表情で鼻息を荒げていました。

想像していた反応とは違いましたが、キリンのことは認識してくれたようです。

場所を変えて、別のキリンが餌を食べているところも見ることができ、子どもはキリンに話しかけるように声を出していました。

大爆笑していたヤギの喧嘩の次には好感触な様子でした。

最後は電池切れ

アフリカゾーンを回り終わった頃には子どもの電池が切れかけて、ご機嫌斜めなご様子。

ミルクは途中であげたので、空腹ではなく睡魔です。

動物園についてからおよそ3時間経っていました。

動物園の出口に着く頃にはベビーカーの中でうとうと。

駐車場に着く頃には熟睡。

数時間、天気の良い中でベビーカーに乗っていましたが、エアラブのおかげで汗っかきな子どもの背中はサラサラで過ごせました。

チャイルドシートにエアラブを載せ替えて、起こさないよう慎重に子どもをチャイルドシートへ。

自宅までの約30分は爆睡でした。

最後に

生後8ヶ月の動物園デビューのお話をしました。

3時間かけて動物園を回りましたが、9割以上の動物に対して無反応。

よく動いていて認識できたシロクマ・ヤギ・キリンに対しては良さげな反応でした。

まだ動物園を楽しむには早かった気もしますが、初めて長時間ベビーカーに乗ってのお出かけは良い刺激になってくれてると信じています。

私自身、子どもの頃から何度も訪れていた動物園でしたが、父となってから改めて行ってみると、バリアフリーだったり、低い位置からでも檻の中をみることができたりと、子ども連れに対して配慮されている点に気づくことができ、とても新鮮でした。

各所のトイレにもオムツを替えられる台も付いていて、とても助かりました。

動物園以外にも、自分が小さい頃に親に連れて行ってもらっていたところへ、また行ってみようと思います。

チャイルドシートにベビーカーにと重宝したエアラブについては別記事でも紹介していますので、興味があれば見てみてください。

パパママのお出かけの参考になれば嬉しいです。

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