出産準備を始めると誰もが悩む「ベビーベッドは必要か?」問題。
なんとなく「赤ちゃんはベビーベッドで寝る」というイメージが強くて購入を考えますが、設置スペースに困る・・・。
我が家も出産前にかなり悩みました。
結果として「ベビーベッド」と「ベッドインベッド」の両方を実際に使ってみたので、それぞれのメリット・デメリットや、どんな家庭におすすめかを本音で紹介します。
結論:ベビーベッドとベッドインベッドは家庭環境で選ぶ
我が家では、第一子ではファルスカのベッドインベッドを使い、第二子ではベビーベッドを使い倒しました。
両方を実際に使った結論として、どちらかが絶対に優れているというより、家族構成や寝室の広さによって、向き不向きが変わります。
我が家の場合、
第一子:夜はベッドインベッドで添い寝&日中はプレイマットでごろん
第二子:上の子が遊びまわるため、昼も夜もベビーベッドで赤ちゃん専用の寝床を確保
が最適解でした。
この記事では、ベッドインベッドとベビーベッドの両方を使った経験から、どんな家庭にどちらが向いているか比較してご紹介します。
ベビーベッド vs ベッドインベッド
それぞれの特徴を比較した表がこちら
| 比較項目 | ベビーベッド | ベッドインベッド |
|---|---|---|
| 省スペース |
△ スペースが必要 設置場所をあらかじめ確保する必要がある |
◎ コンパクト ベビーベッドを置く場所がなくても使いやすい |
| 赤ちゃん専用の寝床 |
◎ 確保しやすい 大人や上の子と寝るスペースを分けやすい |
○ 大人の近くに赤ちゃん用スペースを作りやすい |
| 上の子がいる家庭 |
◎ 向いている 上の子と赤ちゃんの生活スペースを分けやすい |
△ 配置に注意 上の子が近づける場所では使い方を考える必要がある |
| 持ち運び |
△ しにくい 大型のため帰省や旅行には不向き |
◎ しやすい 折りたためる商品なら帰省にも持って行きやすい |
| 使用期間 |
○ 比較的長い 商品によっては乳児期を通して使いやすい |
△ 添い寝用途は短め 対象月齢が短い商品もある |
| お世話のしやすさ |
◎ しやすい 高さのあるタイプなら、おむつ替えや着替えもしやすい |
○ 大人の寝床の近くでお世話しやすい |
| 帰省での使いやすさ |
△ 持ち運ぶよりレンタルなどが現実的 |
◎ コンパクトな商品なら持ち運びしやすい |
| 第一子 |
○ 設置スペースがあるなら使いやすい |
◎ 省スペースを重視する家庭と相性がいい |
| 第二子以降 |
◎ 上の子と赤ちゃんのスペースを分けたい家庭に向いている |
○ 家庭環境や置き場所によっては使いやすい |
| こんな家庭におすすめ | 上の子がいる・赤ちゃん専用の寝床を作りたい家庭 | 第一子・省スペース・持ち運びを重視する家庭 |
※対象月齢や使用方法は商品によって異なります。購入・使用前に、必ずメーカーが案内する対象年齢・使用方法を確認してください。
第一子と第二子で選択が変わった
我が家では第一子と第二子で、状況が大きく変わりました。
- 親2人+赤ちゃん
- 寝室が狭い
- ペットなし
- ベッドインベッドで添い寝
- 日中はプレイマット
- 帰省や旅行にもベッドインベッドを有効活用
- 親+2歳児+赤ちゃん
- 上の子がリビングを走り回る
- ベッドは親と上の子でいっぱい
- ベビーベッドを導入
- 日中はリビングにベビーベッドを移動
- 帰省や旅行はベッドインベッドを活用
第一子では「ベッドインベッドで十分」と感じていた我が家ですが、第二子では上の子の存在によってベビーベッドの必要性を強く感じました。
同じ家庭でも、子どもの人数や生活環境によって最適な寝床は変わると実感しています。
我が家で使っていたベッドインベッドはこちら
ベビーベッドはこちらを使いました
ベビーベッドを実際に使って感じたメリット・デメリット

我が家では、第一子は里帰り中だけベビーベッドを使い、第二子では自宅でも昼夜を問わず活用しました。
特に第二子では、上の子がリビングを走り回る環境だったため、第一子のときとはベビーベッドに対する印象が大きく変わりました。
実際に使って感じたメリット・デメリットを紹介します。
✅ベビーベッドのメリット
- 赤ちゃん専用の寝床が作れる
- キャスター付きならリビングや寝室を行き来できる
- おむつ替えやお風呂上がりの着替えで使いやすい
- 上の子やペットと赤ちゃんのスペースを分けられる
赤ちゃん専用の寝床

ベビーベッドの最大のメリットは、赤ちゃんだけの寝床ができることです。
第二子が生まれた時、上の子は2歳前後。
リビングで走り回ったり、おもちゃを広げたり、ときには投げてしまうことも。
そのため、第一子のときのように床のプレイマットを赤ちゃんの居場所として使うのは難しく、我が家ではベビーベッドがかなり役立ちました。
上の子と赤ちゃんの生活スペースを分けやすくなったことは、第二子でベビーベッドを使って特に良かったと感じたポイントです。
なお、ベビーベッドを使用すれば事故を完全に防げるわけではありません。対象年齢や床板の高さ、柵や扉のロックなど、必ず製品の取扱説明書に従って使用することも重要です。
昼はリビング、夜は寝室へ移動できる
我が家が使っていたベビーベッドはキャスター付き。
そのため、昼間はリビング、夜は寝室へ移動でき、いつでも目の届くところに赤ちゃんを寝かせられることは想像以上に便利でした。
特に第二子では、
・昼間は私たち夫婦や上の子と同じリビングで過ごす
・夜はみんなが寝るベッドの横で寝かせる
という運用ができました。
キャスター付きの商品を選ぶ場合は、寝室とリビングの間を実際に通れる幅があるかも確認しておくと安心です。
おむつ替えや着替え

第二子では、寝る場所としてだけでなく、
・おむつ替え
・お風呂上がりの拭き上げ、保湿、着替え
・ベビーマッサージ
などのお世話にもベビーベッドを使いました。
ただし、ベッドの高さによっては腰に負担がかかる場合もあるので注意です。
第一子の里帰り先では、赤ちゃんをベビーベッドで寝かせて、我々は立ってかがんだ状態でおむつ替えをしていたので、腰への負担が非常に大きく辛い思いをしました。
第二子でも同じベビーベッドを使ったのですが、第一子での経験から、膝立ちでお世話ができる高さに調整したことで、腰の負担が激減。
ベビーベッドを購入するときは、ベッド自体のサイズだけでなく高さも調整できるかまで確認しておくのがおすすめです。
上の子がいる家庭では特に使いやすかった
第一子では「ベビーベッドなんていらない」と感じていた私ですが、第二子では、上の子との生活スペースを分けられることにどれほど助かったことか。
我が家のように、
・上の子がまだ小さい
・室内を走り回る
・赤ちゃんに興味を持って頻繁に近づく
という家庭では、ベビーベッドを検討する価値は大いにあります。
上の子だけでなく、ペットがいる家庭にもお勧めです。
第一子では不要だったのに、第二子でベビーベッドを重宝した理由は別の記事で詳しく紹介していますので、こちらも参考にしてください。
デメリット
- とにかく場所をとる
- 高さが合わないと腰が辛い
- 家から持ち出せない
- 使用期間に限りがある
とにかく場所をとる
一番わかりやすいデメリットが設置スペース問題です。
我が家は賃貸で寝室があまり広くないので、ベビーベッドの存在感がすごいです。
昼間もリビングへ移動させていますが、第一子から使っているプレイマットとベビーベッドで、リビングダイニングがいっぱいです。
購入前には、
・寝室に置けるか
・リビングでも使うか
・ドアを通れるか
・使わなくなった後にどこへ収納するか
まで考えておくことが重要です。
高さが合わないと腰が辛い

「ベビーベッドなら立ったままお世話できて腰がラク」と思われがちですが、商品によって高さはかなり違います。
我が家では、第一子のとき屈みながらおむつ替えをしていて、腰がすごく辛かったです。
そんな経験もあり、第二子では膝立ちでちょうどいい高さに合わせておいて、常に膝立ちでお世話をすることで腰への負担がなくなりました。
ベビーベッドによっては、高さを変えられないものもありますので要注意です。
家から持ち出せない
ベッドインベッドと比べると、ベビーベッドは気軽に帰省や旅行へ持って行けるものではありません。
我が家も帰省時にはベッドインベッドを持って行ったり、必要に応じてベビーベッドを借りたりしていました。
帰省や旅行が多い家庭なら、
「自宅ではベビーベッド」
「帰省時はベッドインベッドやレンタル」
と使い分ける方法もあります。
使用期間に限りがある

ベビーベッドを使える期間は、商品によって異なります。
そのため「ベビーベッドは○歳まで」と一律には言えません。
購入前に対象年齢だけでなく、つかまり立ちを始めた後の床板の高さや使用条件も確認しておくことが大切です。
「数か月しか使うか分からない」「大型家具を増やしたくない」という家庭なら、購入だけでなくレンタルも選択肢になります。
ベッドインベッドのメリット・デメリット
我が家が第一子で使ったのは「ファルスカ ベッドインベッドFlex」です。
我が家では当時、添い寝用としてメーカーが案内している期間より長く使用していました。
現在ファルスカによると、Bed in Bed Flexの「添い寝サポート」としての対象月齢は、新生児〜4か月頃(寝返りを始める頃まで)です。
ここから紹介する内容には我が家が当時使用した実体験も含まれますが、これから購入・使用する場合は、必ずメーカーが定める最新の対象月齢・使用方法を確認してください。
メリット
- コンパクト
- 帰省や旅行でも使える
- 大人のすぐ近くに赤ちゃんを寝かせられる
コンパクト&帰省に持ち出せる
ベッドインベッドのメリットは何と言ってもコンパクトで場所を取らないことです。
デメリットとして夫婦の寝るスペースが狭くなってしまいますが、それは後述します。
新たにベッドを置くスペースを確保する必要がなく、敷布団派だとしても夫婦の間にベッドインベッドを置けば赤ちゃんを寝かせることができます。
新しく大型のベッドを置かなくても赤ちゃん用のスペースを作れるため、我が家のように寝室がそれほど広くない家庭では使いやすいと感じました。
特に第一子のときは、上の子やペットもいなかったため「大型のベビーベッドを置かなくてもいい」というメリットが大きかったです。
帰省や旅行にも持って行ける
ファルスカのBed in Bed Flexは折りたためるため、第一子の頃は実家への帰省でも活用しました。
普段使っているものをそのまま持って行けるので、帰省先で寝床に悩む必要がありません。
ベビーベッドと比べて持ち運びやすいことは、帰省や旅行が多い家庭にとって大きなメリットだと思います。
大人の近くに赤ちゃんを寝かせられる

第一子が赤ちゃんの頃は、夫婦の間にベッドインベッドを置いて寝かせていました。
赤ちゃんが近くにいるので、夜間の授乳やおむつ替えなどにも迅速に対応できました。
ただし、乳児の睡眠環境については「製品を使えば添い寝が必ず安全」という意味ではありません。
大人用の掛け布団や枕などが赤ちゃんの周囲に入らないようにするなど、安全な睡眠環境を整え、商品の使用方法を守ることも大切です。
デメリット
- 使える期間は短い
- 夫婦の寝るスペースが狭くなる
- 日中の赤ちゃんスペースが必要
- 第二子では使いづらかった
- 寝言や寝相で起こされる
良いことづくしと思いきやベッドインベッドにもデメリットはもちろんあります。
使える期間は短い
ベッドインベッドを検討するときに、最も確認しておきたいのが対象月齢です。
現在のファルスカ Bed in Bed Flexでは、添い寝サポートとしての対象月齢は新生児〜4か月頃までとされています。
「赤ちゃんの寝床として1年以上使いたい」と考えている家庭では、想像より短く感じる可能性があります。
一方、Bed in Bed Flexは添い寝用途を終えた後も、お座りサポートやチェアサポートなどに形を変えて使用できますので、その点コスパはいいかもしれません。
我が家が実際にベッドインベッドを卒業したときの様子は、別の記事で詳しく紹介しています。
寝るスペースが狭くなる
ベッドインベッドはその名の通りベッドの中に置くものです。
普通に考えたらパパとママの間に置いて赤ちゃんと川の字で寝るでしょう。
そしてベッドインベッドの分、パパとママの寝るスペースは狭くなってしまいます。
シングル✖️2やダブルベッドで寝ていたのであれば、ベッドインベッドを置いたところで、そこまで窮屈さは感じないと思いますが、それでも隣に赤ちゃんが寝ているとなると気になってしまいます。
ベッドインベッドがあったとしても、寝返りでぶつからないか、自分の掛け布団が赤ちゃんの顔に掛かってしまわないか。
慣れればどうってことはないですが、赤ちゃんがいなかった時と比べたら確実に寝るスペースは狭くなってしまいます。
日中の赤ちゃんスペースを作る必要がある

ベビーベッドであればそのままリビングに出せばよかったですが、ベッドインベッドごとリビングに赤ちゃんを持ってくるのはあまりお勧めしません。
首座り前ならいいですが、首が座ったら日中の起きている間はコロコロ寝返りをし始めます。
ベッドインベッドだけでは手狭になってしまうので、日中用に赤ちゃんのスペースの確保が必要です。
第二子では使い方が難しくなった
第一子ではかなり使いやすかったベッドインベッドですが、第二子では状況が変わりました。
第二子が生まれた当時、第一子はベッドインベッドを卒業していましたが、変わらず夫婦の間で寝ていました。
第一子を壁際に寝かせて、第二子をベッドインベッドで夫婦の間に寝かせることも考えましたが、さすがに窮屈すぎました。
そのため第二子は同じベッドで寝ることを諦めて、ベビーベッドを選びました。
このことから、「ベビーベッドとベッドインベッドのどちらが優れているか」ではなく、家族構成によって使いやすさが変わると感じています。
寝言や寝相で起こされる
ベッドインベッドで添い寝ができて癒されると思いきや、近すぎて寝言や寝相アタックをもろに受けてしまいます。
夜泣きだったらベビーベッドだとしても聞こえますし、起きなければいけないので全然構いません。
しかしうちの子どもはたまに寝言を言うことがあり、しかも割と大きな声なので、夫婦揃って飛び起きることがあります。
そして寝言よりもタチが悪いのが、寝相です。
子どもの眠りが少し浅くなると、なぜか両足を高々と上げてかかと落としを繰り出します。(しかも繰り返し何度も)
流石に私たちへ直接かかと落としが当たるわけではありませんが、激しい振動が伝わってきます。
初めは本気で地震かと思ったほどです。
寝言や寝相にはご注意ください。
結局どっち?我が家ならこう選ぶ
ベビーベッドとベッドインベッドの両方を使った我が家の結論は、「どちらが優れているか」ではなく家庭環境で選ぶことです。
ベビーベッドがおすすめ
次のような家庭なら、ベビーベッドを優先して検討します。
- 第二子以降で上の子がまだ小さい
- ペットがいる
- 赤ちゃん専用の寝床を作りたい
- 寝室やリビングに設置スペースがある
- 昼夜とも同じ寝床を使いたい
- 比較的長い期間使う予定
特に我が家では、第二子が生まれたことでベビーベッドの評価が大きく変わりました。
上の子と赤ちゃんの生活スペースを分けやすかったことが、何より大きなメリットでした。
ベッドインベッドがおすすめ
一方、次のような家庭ならベッドインベッドが候補になります。
- 第一子
- ベビーベッドを置くスペースがない
- コンパクトさを重視したい
- 帰省することが多い
- メーカーが定める対象月齢・用途の範囲で使いたい
我が家も第一子では、寝室の広さや持ち運びやすさからベッドインベッドがかなり使いやすいと感じました。
購入するか迷うならベビーベッドはレンタルもあり
ベビーベッドはサイズが大きく、使わなくなった後の保管場所にも困ります。
「本当に赤ちゃんが寝てくれるか分からない」
「第二子だけ数か月使いたい」
「大型家具を増やしたくない」
という家庭なら、最初から購入せずレンタルするのも一つの方法です。
反対に、兄弟でも使う予定があるなど長く使うことが分かっている場合は、購入した方が結果的に安くなることもあります。
まとめ:第一子と第二子で最適解が変わった
我が家では、
・第一子 → ベッドインベッド
・第二子 → ベビーベッド
という選択になりました。
両方使ったからこそ感じるのは、ベビーベッドとベッドインベッドに「誰にでも当てはまる正解」はないということです。
第一子では、コンパクトで持ち運びやすいベッドインベッドが我が家の生活に合っていました。
ところが第二子になると、上の子が走り回る生活の中で赤ちゃん専用の寝床を作りやすいベビーベッドが非常に便利でした。
迷ったときは、
・上の子やペットがいるか
・寝室に置けるスペースがあるか
・どのくらいの期間使いたいか
・帰省などで持ち運ぶか
を基準にすると選びやすくなります。
我が家と同じように省スペースを重視する第一子ならベッドインベッド、上の子がいる第二子以降ならベビーベッドを、まず候補にしてみてください。




