ベッドメリー、フロアメリーの代表といえば真っ先に名前が上がるプーさんの6WAYジムにへんしんメリー。
様々なサイトのメリー部門で第1位を獲得するほど大人気な商品です。
しかし安い買い物でもないので、それらの情報を鵜呑みにしてしまって失敗するのも嫌ですよね。
「人気なのは知ってるけど何がいいの?」「そこまで言うほど良いものなの?」と気になる方もいると思います。
我が家で新生児から約半年間ほぼ毎日使ってきた使用感や微妙な点をお話ししていきます。
購入を迷っている方の参考になれば嬉しいです。
大人気のベッドメリー
今やベッドメリーのシェアを独占しているのではと思うほど、私の周りでたくさんの人が持っている「くまのプーさんえらべる回転6WAYジムにへんしんメリー」。
それもそのはず。
たまひよ赤ちゃんグッズ大賞メリー・ジム部門2024 1位(11年連続)
Amazonカテゴリ ベビー用ベッドメリー・モビール ベストセラー1位
Amazonに至っては過去1ヶ月で1000点以上購入されているようで、圧倒的な人気があることがわかります。
新生児期から重宝
我が家では同じものを使っている親戚からお勧めされたので、子どもが産まれてすぐに購入しました。
実際に使い始めたのは生後2週間を過ぎた頃から。
日中はリビングのマットの上に寝かせていましたので、1日10〜20分ほどフロアメリーとして頭の上で回していました。
どれくらい見えているのかわかりませんが、プーさんたちをしっかり目で追いかけていました。
新生児の間は、長時間回していると疲れるのかぐずり始めるので、そうなる前に止めるようにしていましたが、大人しく眺めてくれているので結構プーさんに頼らせてもらいました。
里帰り中は夜しかベビーベッドで寝かせなかったので、ベッドの柵に固定はしていませんでした。
LEDランプはかなり暗く、それだけで夜中のオムツ交換は難しそうな気がします。
我が家では新生児から寝返りができるようになった3ヶ月半ごろまではずっとフロアメリーだけ使っていました。
寝返りが始まるとおねんねジム
寝返りができるようになった現在はフロアメリーにしてしまうと、寝返りした時に見えなくなってしまうので、「おねんねジム」の形にしました。
これだったら位置にもよりますが、寝返りした時には目の前にぬいぐるみが来るので子どもが見失うこともありません。
本体の操作盤下には引っ張るとプーさんの声が聞こえるスイッチがあります。
プーさんの声が聞こえるからか、ぬいぐるみが気になるのか、紐がちぎれそうなくらい引っ張り回すので、私の人生で一番プーさんの声を聞いています。
今はまだ寝返り返りができず、寝返りしてしんどくなったらぐずり始めます。
おねんねジムの間に寝かせていると、左右の足がガードになって寝返りできなくなるので、トイレに行くなどどうしても目を離す時には少し安心できます。
座れるようになるまではおねんねジムで手足をしっかり動かしてもらおうと思います。
お勧めポイント
我が家でのプーさんメリーの使い方をお話ししたところで、お勧めポイントを4つご紹介します。
長く使える
我が家でも使っているように新生児の頃から寝返りができるようになってきた現在まで、ほとんど毎日使っています。
今後も座れるようになってきたら正面に座って操作盤で遊べますし、掴まり立ちできるようになれば操作盤を上に向けて掴まり立ちジムになります。
歩き始めるとジムの脚につまづく可能性があるので置き場所を考えないといけませんが、1歳頃までは十分に遊べると思います。(我が家ではそのつもりです。)
軽いし組み立ても簡単
我が家では里帰り中に購入して妻の実家に届いたので、妻が1人で組み立てました。
あまり器用では無いし取説もちゃんと読まないタイプですが、完成写真を見ながら感覚で組み立ててみたら完成したそうです。
里帰りから自宅に帰る際は私が分解したのですが、部品数も多くないですし工具も不要ですので、確かに取説を読む必要がないほど簡単でした。
そして一つ一つの部品も軽い。
メリーを持って家の体重計で測ってみたらぴったり2.5kgでした。
男性なら片手でも余裕で持てる重さですね。
軽くても本体の脚はしっかりした作りですので、フロアメリーやおねんねジムでも倒れることなく安定しています。
ベッドメリーで使ってはいませんでしたが、マジックテープでしっかり固定ができるので、間違っても赤ちゃんの上に落ちることはなさそうです。
洗えるぬいぐるみ
こちらのメリーには主要キャラクターであるプーさん、ティガー、ピグレットのぬいぐるみが付いています。
フロアメリーの時は何も気にせず付けてクルクル回していましたが、おねんねジムにするとぬいぐるみを咥えるので、ヨダレでベトベトに・・・。
そんな時のために、ぬいぐるみは洗濯可能となっています。
付け外しも紐で結んでいるだけなので簡単です。
赤ちゃん用品で洗えないものの方が少ないので当たり前かもしれませんが、清潔に保てるのは必須条件ですね。
ひとり遊び?してくれる
赤ちゃんの好みによっても変わってくると思いますが、うちの子どもは初めからメリーに興味津々で、メリーを回している間は大人しくしてくれていました。
時にはそのまま寝てくれることもあったくらい。
おねんねジムに変えてからもお気に入りのティガーを中心にぬいぐるみを力一杯握って振り回しています。
ぬいぐるみの位置によっては器用に足でいじって遊ぶことも。
また本当かどうかは分かりませんが、フロアメリー等を追視したりオルゴールの音を聞いたりするのは五感の発達に良いと言われています。
一番良いのはパパやママと触れ合うことですが、家事等で手が離せない時はメリーに頼るのも良いのではないでしょうか。
微妙なところ
良いところばかり紹介してもいけないので、使ってみて「ちょっとここは・・・」っという点をお話しします。
正直デメリットともいえないようなことなので、「微妙なところ」という表現にしています。
30分タイマー
ベッドメリーやフロアメリーとして回転させるモードでは30分経つと自動で停止します。
長時間つけっぱなしを予防して電池を節電してくれるのと、赤ちゃんを放置するなという意味合いだと思っています。
付けっぱなしが良くないことは重々承知していますが、タイマーのオンオフくらいはできるようにして欲しかったです。
もう少しで寝そうだなというタイミングでメリーが切れたり、途中で抱っこしていて中途半端なタイミングで切れたり。
完全な私のわがままですが、ちょこっと不便を感じる時がありました。
単2電池3個 すぐ切れる
プーさんメリーは乾電池で動きますが、サイズが「単2」しかも3本。
皆さんの家に単2電池って置いていますか?
我が家には単3と単4しか使わないので単2電池はありません。
「なら買えばいいじゃん」なんなら「付属の電池が付いてるじゃん」というご意見もごもっともですが、このメリー、電池の消耗がめちゃくちゃ早いんです。
フロアメリーとしてずっとぐるぐる回していたからですが、だいたい1ヶ月で電池が切れていました。
それだけ重宝させてもらっており感謝の気持ちでいっぱいですが、電池の消耗が激しい気がします。
ただこれはメリーとして回転させている間だけ。
おねんねジムにしてもう2ヶ月が経ちますが電池は切れていません。
回転させるのに相当な電力を使うみたいです。
メリーとして使っている間は電池の予備を用意しておくことをおすすめします。
曲はディズニーではなく子守唄やクラシックオルゴール
プーさんメリーには20曲のメロディが収録されています。
「たくさんあって素晴らしい!」と思いきや、収録されている内容はクラシックや童謡ばかり。
くまのプーさんのテーマソングというものはありますが、どれだけの人が聞いたことがあるのでしょうか・・・。
大人の事情があるとは思いますが、ディズニー関連の曲が入っていればもっと売れたのではと思ってしまいます。
ディズニーが大好きで購入を考えているような方は収録曲もご確認の上、考えてみてください。
注意点
ここまでの内容を読んで自分に合っているから購入したいと思っていただけたら嬉しい限りですが、ここで1点注意してください。
2024年3月現在、タカラトミーの公式ストアでは売り切れですが、Amazonや楽天のネットショップや店舗では販売されています。
アカチャンホンポや西松屋といった店舗であれば保証などしっかりしていて安心ですが、ネットショップは要注意です。
「Amazonか楽天だったら大丈夫でしょ」っと思われていたら痛い目に遭います。
人気な商品なだけにAmazonや楽天では公式意外にも数多くのショップが出品していて、中には価格を吊り上げていたり、新品と偽って開封済みのものを販売しているところがあります。
新品と思って買ったのに、付属品が足りなかったり、傷や汚れがあったりしたら嫌ですよね。
そうならないために、メジャーなネットショップだとしても販売元だけはよくよく確認しておいてください。
最後に
我が家にある育児用品で1,2位を争うほど使っているプーさんメリーについて語ってみました。
- 新生児から掴まり立ちまでずっと長く使える
- 組み立ては簡単で本体は軽いので安全
- ぬいぐるみは洗えるので清潔に使える
- メリーに相手してもらっている間、家事等ができる
- メリーは30分のタイマーで自動的に止まってしまう
- 単2電池を3本も使う上に電池の減りが早い
- 収録曲は多いが、ディズニー楽曲が欲しかった(わがまま)
※ネットショップでは販売元に注意しないと粗悪品をつかまされる危険もある!
私が誰かに出産祝いを贈るとしたら第一候補にこのプーさんメリーを考えるほど、我が家では重宝しています。
収録曲や販売元といった注意点はありますが、大人気の理由が至る所に詰まっています。
ファーストトイと言うと大きすぎるかもしれませんが、新生児からでも使えますので、ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。
参考になれば嬉しいです。